忘れた頃にやってくる『ブラック・ラグーン』最新刊。
11集の時ほどの開きは無いが、それでも約3年振りという安定感(何が)。
今回は表紙を飾る新キャラのツインテちゃんが所属するレザボア・ドッグスなガンスリンガーガールズがロアナプラで大柄な黒人を次々と襲撃して「もしかして狙いはダッチなんじゃね?」という事で面倒事回収屋のロックが何時も通り首を突っ込むお話。
時代を反映したノーボーダーな5人組ガールズグループ(刺客)は、標的の顔が分からないからと身体的特徴の合致する人間を片っ端から襲う脳筋揃いなんだけど、戦闘力がカンストした連中がウヨウヨしているロアナプラでは哀れなモブ相手にしかマウントが取れず、怖いお姉さま方に睨まれてあっちゅう間に窮地に立たされる「メスガキ」からの「わからせ」展開で薄い本が厚くなる!!。
騒動の発端となった案件に本当にダッチが関わっているのかとか、バラライカの姉御に捕捉されお先真っ暗な彼女たちの明日はどっちかなど、気になる点は纏めて次巻に持ち越しなんだけど、どのような結末を迎えても恒例の「あとがき漫画」で弄り倒される未来しか見えません(笑)。
それにしても『PHANTOM BULLET』の「収穫の主」がしれっとカメオ出演していたけど、今後も他の広江作品とクロスオーバーしたりするのかね?
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