登場が予告されていた「Vlog」需要を狙ったSONYの「VLOGCAM ZV-1」が正式に発表されました。
カメラが売れず縮小し続ける業界にあって、新しいニーズに着目し活路を見い出す姿勢は本当に大切なことだと思います。
まぁ広角が換算24mmで自撮りには狭かったり、動画も4K60Pが無いなど、完全新規というより「RX100」シリーズの技術転用で作った感はありますが、指向性マイクや専用のAFモードなど最低限の開発リソースで使える物を仕上げて来たのは流石といった感じ。
何気にテレワークで需要が高まるwebカメラとしても使えるようですし、これが売れれば不満点を潰した後継機の登場も期待できますし、それ用に作った超広角ズームレンズを逆輸入した「Nikon DL18-50 f/1.8-2.8」の跡目を継ぐ「RX100」が出てくるかもしれません。
それにしても付属のウインドスクリーンをホットシューに装着した姿は、何とも言えずコミカルですね。