男臭い映画で一世を風靡したウォルター・ヒルが、男勝りなミシェル・ロドリゲスに性転換させられた男の殺し屋を演じさせた新堂エル先生もビックリなTSF映画『レディ・ガイ』を鑑賞。
顔だけでなく体にまで特殊メイクを施し男時代の姿をフルチンで演じる気合の入りまくったミシェル・ロドリゲスが「俺のナニの恨みを思い知れ!!」と自分を女にした連中を血祭りに上げていく徹頭徹尾マンガなストーリー。
一見グラフィックノベル原作っぽいがウォルター・ヒル原案のオリジナル作品であり、長年『エイリアン』シリーズのプロデュースを手掛けているよしみで主人公を拉致って手術するイカレタ医者役にシガニ―・ウィーバーを配するなど、やりたい放題にもほどがある。
しかし、ぶっ飛んだ設定の割に肝心の復讐劇は平々凡々、アクションもバイオレンス描写も光るものがなく、肩透かしな結末を含め一部の性癖を持った人間に向けた一発ネタで終わってしまっているのが残念無念。
正直、男時代はダニー・トレホがやるくらい無茶苦茶な方が面白かったと思うのは私だけだろうか?。
改造して輪行に使っているストラップの肩パッドがアイアンメイデン過ぎていい加減辛いのでAmazonで調べて良さそうなものを買い増しした私です。
購入したのは↑コチラ。
普通にカバン用なのだがカタログによると耐荷重14キロ程度となっているのでブロンプトンにも使えると判断。
今となってはrin projectのコピー品で代用できる「On yer shoulder」のDカンにワンタッチで装着。
言うて車体の重さは変わらないので「軽く感じる!!」というほど劇的な変化はないのだけど、パッドが広く厚みもあって肩への食い込みは軽減されました。
そもそも駅構内を畳んでコロコロできればこんな苦労する事もないんだけど「ころが～る」みたく全体を包んで転がすのはOKで、底だけ開けて車体のイージーホイールで転がすのはNGという線引きに、どれほどの違いがあるのだろうか?。
海外みたくそのまま畳んで車両に持ち込めれば輪行がもっと楽になるんだけど、都内は無理だとしても観光地なんかはもっとサイクルトレインとか普及してくれないかなぁ…。
OFFで晴れたので鎌倉をちょいぶらしてきた私です。
藤沢まで輪行し、そっから自走し「大仏隧道」を抜けて攻め入る。
観光業的には大打撃なんだろうけど大型観光バスの駐車場待ち渋滞が無くなりスムーズに行けた。
「長谷寺」なう。
なんか撮影してた。
緊急事態宣言は解除されたけど軒並み「現時点での県外からのご来寺はご遠慮ください」と公式ページに書かれてるので愚直に守って回れ右。
まぁ町田市民は実質的には神奈川県民なので入っても問題ないと思うが(オイ
せっかくここまで来たのでアジサイと江ノ電を撮りに「御霊神社」へ。
お邪魔しました。
裏路地から海に出て「由比ヶ浜」。
「段葛」。
「鶴岡八幡宮」。
外国人観光客が居ない風景とか何年振りかね?。
別に外国人観光客が悪とは言わんけど、受け入れるにも限度ってものがあると思う。
京都とか街の景観を損ねるから看板の色とか落ち着いた色にしろって条例があるけど、溢れ返った観光客が一番景観を損ねてるって気付かないのかね?。
こういう事書くと「人種差別だ!!」とか言って話を摩り替えられるけど、住民が迷惑してるならそれは十分な問題だろうと…。
それにしても暑い…。
その後、北鎌倉の方は行っても「明月院」とか入れないので何時もスルーする東に進んで住宅地の中にある「永福寺跡」を訪ねてみた。
もし立派な建物が残っていたらor復元されていたら観光地化されてたんだろうなぁ…。
その後「小町大路」から「由比ヶ浜」に出て134号線で「稲村ヶ崎」へ。
気温が高く大気がモヤモヤしていて富士山は見えなかった…。
「七里ヶ浜」の駐車場で1枚。
波に侵食されて年々砂地が減っているのが気になる…。
江ノ島辺りで夕景を撮ってから帰っても良かったんだけど日没が19時で2時間近く時間を潰さなきゃいけなかったので諦めて撤収。
藤沢まで自走して電車に乗って帰りましたとさ。
本日のサイコンデータ
走行時間 : 2:32:39
走行距離 : 35.91 Km
平均速度 : 14.1 Km/h
最高速度 : 44.2 Km/h
積算走行距離 : 2697.9 Km
暑くてどうにかなりそうだったので冷たい物買いにスーパー入ったら久し振りにガリガリ君リッチの新味を見付けたので買い食いした私です。
ぶっちゃけレーズンはあんま好きじゃないし、食べると予想以上にレーズンなんだけどバタークッキー味のアイスとの相性が抜群で美味しかったです。
カンヌ国際映画祭のコンペティション部門にも出品された『ジョン・ウィック』シリーズのジョン・スタエルスキ監督お気に入り映画『悪女/AKUJO』がアマプラに来たので鑑賞。
物語はフィアンセの命を奪った組織を１人で壊滅させた女殺し屋が、その能力を買われ政府のお抱え暗殺者となり、身籠っていた子供と自由を手に入れる為に黙々と汚れ仕事をこなしていたら、死んだはずのフィアンセが新たな標的として彼女の前に現れるというもの。
全編主観映像で制作された『ハードコア』(2016年)と共に公開当時アクション映画ファンの間で話題となったアバンのカチコミシーンは噂通り凄まじく、お世辞にも観易いとは言えないのだが、鏡に頭を打ち付けるカットで主観から三人称に切り替える秀逸な演出など、マイナス面を情熱で捻じ伏せる辺りは流石、韓国映画といったところ。
他にもジョン・スタエルスキが惚れ込み『ジョン・ウィック：パラベラム』でオマージュを捧げたバイクチェイスなどエポックメイキングなアクション満載で、何気に上記シークエンス以外にも同作の元ネタと思われる要素が散見し一見の価値あり。
ただそれ以外の部分はことごとく微妙で、中盤の安っぽいメロドラマパートは「別作品でやれよ!」って感じの浮きっぷりで邪魔臭く、怪し過ぎる隣人に簡単に心を許すチョロイ主人公や、裏工作がお粗末極まりない組織の無能っぷり。
そして警察に追われてるのに足が遅くて目立つバスに取り巻きと一緒に仲良く乗車して逃走する頭の悪い黒幕など「お前ら揃いも揃ってバカなの?」と思わざるを得ない。
ハリウッドの第一戦で活躍するスタント出身の監督が舌を巻いたアクションの完成度に対し、欲張り過ぎて取捨選択を誤ったグダグダな脚本はオチを含め酷いの一言。
『アジョシ』みたくその辺りのバランスが取れていれば、新たなマスターピースとなっていたかもしれないのに本当に勿体ない作品であった。
