いまここにあるもの

カメラとか自転車とかアニメとか映画なんかが好きなオタクが管理する闇鍋ブログです。調子が悪いと文章が破綻します。旧ブログはこちらに移管しました→https://otaku4160.hatenablog.com

『クロール -凶暴領域-』(2019年) -★★★☆☆-

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タイトルだけ見れば「午後ロー」まっしぐらなC級映画なのだが、評価が高く興行的にも成功を収めた低予算アニマルパニック映画『クロール -凶暴領域-』をアマプラで鑑賞。

巨大ハリケーンが接近し水没しつつある町で確執のある父と娘(と愛犬)がワニを相手にサヴァイヴするだけの手垢の付いたストーリーながら、地下空間に閉じ込められるワンシチュエーションスリラー要素をミックスし、お約束の「家族の再生の物語」を絡ませ90分という上映時間を無駄なく使った良作。

手堅く纏まっているが故に書く事が少なく、水泳選手の娘を「最強捕食者」とか言って鼓舞する痛い父親とか、火事場泥棒は「ざまぁww」だけど保安官の犠牲は誰の所為?とか、ワニがウヨウヨいる地域なのに全員無防備すぎるだろ?とか、深手を負っても時間を置けば回復するゲームライクな主人公たちの体力だとか、細かなツッコミどころは多々あれど普通に面白かったです。

戦うヒロインなカヤ・スコデラリオもナイスな表情&叫び声だったけど、父親役のバリー・ペッパーもイイ味出してました。