いまここにあるもの

カメラとか自転車とかアニメとか映画なんかが好きなオタクが管理する闇鍋ブログです。調子が悪いと文章が破綻します。旧ブログはこちらに移管しました→https://otaku4160.hatenablog.com

和月伸宏 「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編- (8)」(集英社)

もっと短期で終わるかと思ったら歴代エピソードで最長化しつつある「北海道編」その8。
前巻から引き続き劍客兵器「雹辺双」との戦いなのだが、阿部のガン=カタに花を持たせるのかと思えば永倉さんが美味しいところを全部持っていって涙目。
元々この作品は敵方に奇天烈なキャラが多かったけど「双子が二人羽織していた」とか、劍客兵器のビックリ人間の集まりなのかな?(汗)。

そして今回、斎藤を執拗に狙い続ける劍客兵器の正体が、あの十本刀の宇水の弟子ということが判明。
ネットでも雑魚キャラ扱いされがちな師匠の汚名をそそぐ為に奮起する愚直な青年といった印象で、愛刀を失った斎藤を圧倒するのだが、これどう見ても剣心と同じ新しい刀を入手してパワーアップするフラグだよね?。
ここまで過去キャラ絡めてくると八ツ目無名異も今後出てきそうだなぁ…。

さて『るろうに剣心』は昨今のリバイバルブームで新アニメも控えておりますが、放送枠は現在『うる星やつら』が放送中のノイタミナとの事で、昔は意欲的なオリジナル作品を送り出すチャレンジ精神溢れる枠だったのに今や見る影もない。

キャストやスタッフも一新されており『THE FIRST SLAM DUNK』みたく旧作ファンも納得できる完成度になれば良いがPVを見る限り望みは薄そう。
実写版成功の裏で黒歴史化した「新京都編」からして作画がアレだったし、旧作に匹敵するクオリティは期待しない方がいいでしょうなぁ…。