いまここにあるもの

カメラとか自転車とかアニメとか映画なんかが好きなオタクが管理する闇鍋ブログです。調子が悪いと文章が破綻します。旧ブログはこちらに移管しました→https://otaku4160.hatenablog.com

セールで安かった『多重人格探偵サイコ』を電子書籍で一気読みした話。

去年の暮れに新規作成した新DMMカードの現物を年を跨いで受け取った私です。
どうせウマ娘の課金とDMMブックスの購入とメロブの通販でしか使わんので絵柄はギアスにした。

入会後ポイント付与の確認を含め、なんか無いかと物色していたら『多重人格探偵サイコ』がセールで全24巻・792円になっていたので購入。
(その時は更にポイント還元もあって実質400円ちょいだった)

実は途中までは紙媒体で購読していたのだが発刊速度の遅さに加え、繰り返される「終わる終わる詐欺」に嫌気がさして買わなくなったので結末まで読むのは今回が初。
一気読みだと中弛み感は和らいだものの、堂々巡り感はやはり拭えず特に16巻~17巻の雨宮一彦のスペアを探しに京都まで行ったのに呆気なく殺されて戻ってくるところは改めて読んでも尺稼ぎでしかなくて酷い。

「ルーシー・モノストーン」にしたって「甥」だ「スペア」だ「娘」だ「息子」だと匂わせまくったのに、最終的に「本当の黒幕は古の時代から人々の肉体を乗っ取って生き永らえてきた存在でした」って「今までのなんだったん?」と思わずにはいられない。

NIGHT HEAD』と『羊たちの沈黙』と『Xファイル』と『セブン』をミックスしたような猟奇殺人事件を絡めたアングラな雰囲気が好きだったのに、アメリカが絡んだ日本の在り方を揺るがす政治色強めの策謀展開を経て、日本刀や二丁拳銃を振り回すアンチヒーローが精神世界でバケモノを討伐するアクションマンガと化してしまって「多重人格」はともかく「探偵」要素をもっと膨らませることは出来なかったのだろうか?。

田島昭宇さんによる文句なしのビジュアル(作画)、体を乗っ取った"ナニカ"に元人格の磨知が抗う『アナザヘヴン』展開、最後まで善性を貫く笹山のキャラ(人)の良さ、そして弖虎と美和が協力して「雨宮一彦」を「帰還」させる結末は美しかっただけに、もっと違うカタチでここに辿り着けなかったのかなぁ…というのが率直な感想でした。