コロナ騒動が影響しなければ7月からフジテレビの「+Ultra」枠で始まる『GREAT PRETENDER』がネトフリで5話まで先行配信されているのでチェックした私です。
とある事情で家族を失い世の中に絶望し詐欺師として生きることを選んだ主人公が、ひょんな事から出会った悪党を騙す国際的な詐欺師と共にハリウッドの悪徳プロデューサーを相手に一仕事行うというお話。
もう観れないと思った貞本キャラによるテレビアニメというだけで感慨深いものがあるのですが、『沈黙』シリーズのパロディネタをやる為だけに大塚明夫さんをキャスティングして「台所(キッチン)では負けたことがないんだ」とか「パイオツ(おっぱい)には気をつけろよ」と言わせて大爆笑。
「サニー千葉」だ、「デ・ニーロのバット」だ、と映画ネタがやたら多くてニヤニヤが止まりません。
騙し騙され更に騙す。
売り文句は
[鏑木ひろ×貞本義行×古沢良太×WIT STUDIO…今世紀最強のタッグチームがおくる最高のエンターテインメントアニメーション]
との事だけど、設定諸々考えてもコレって脚本・シリーズ構成を担当している古沢良太さんの『コンフィデンスマンJP』のアニメ版だよね?。
先行配信なので途中までですが某『攻殻 2045』と違い、何ならここで終わっても申し分ないくらい綺麗に纏められていてスッキリ観れたのは良かったです。
ただ序盤の詐欺テクニックは地に足のついた物で面白かったのに、後半の「実は全員グルでした」ってのは在り来り過ぎて少々ガッカリ。
真面目な話コレって「夢オチ」と同じくらいの禁じ手だと思うんだけど、こっから残りの話数どうやって盛り上げて行くんですかね?。