いまここにあるもの

カメラとか自転車とかアニメとか映画なんかが好きなオタクが管理する闇鍋ブログです。調子が悪いと文章が破綻します。旧ブログはこちらに移管しました→https://otaku4160.hatenablog.com

30周年記念展「ALL OF EVANGELION」に往ってきた話。

という訳で「時に西暦2015年を」超え、シリーズ30周年を迎えた「ALL OF EVANGELION」展に日付変わって昨日往ってきた私です。

チケットはオンラインで買って2.200円。
(チケットぴあ経由だと手数料取られて当日券の方が安くなるので注意)
展示場が上層階にあってチケットを買えば六本木ヒルズの展望台も楽しめるので、そう考えるとお得感がある。

入口。

庵野さんの挨拶。

展覧会自体は11月半ばからやっているが、これを見て先日発表されたGAINAXの破産完了報告の件が頭を過ってしまった。

エヴァ』の中心メンバーが「カラー」を立ち上げ、『グレンラガン』のメンバーは「トリガー」として独立した後は出涸らし状態だったものの、『放課後のプレアデス』など現場のスタッフは小粒ながら良い作品を作っていたのに無能な経営陣はスキャンダルを量産し、好き勝手金を使い込んだ挙句トンズラしたという衝撃の事実。

本来はそいつ等がやるべき後始末を激務の傍ら庵野さんが行い、作品の権利・資料を奪還し『パンティ&ストッキング with ガーターベルト』のIPは関係者が多く在籍するトリガーに譲渡され続編製作が実現したのは記憶に新しいところ。

民事訴訟の末に和解とありますが、実際は裏切り続けたかつての旧友に対し「お前たち相手に時間を浪費するのはもう疲れた」と庵野さんが三下半を突きつけて絶縁したというのが実際のところでしょう。

今回の件で改めて庵野さんはクリエイターであると同時に経営者なのだと痛感したし、『シン・エヴァ』において「責任」や「ケジメ」といった「義務感」が色濃かったのは確実に今回の件が影響しており、師匠である宮﨑駿さんのように純粋に創作活動に専念できなくなってしまったんだな…と悲しくなった。

話を戻してエントランスの初号機像。

この配色はDVDのリニューアルBOXを思い出す。

プロジェクションマッピング光の翼とか出さないかなぁ~と思ったり。

懐かしの『破』のキービジュアル。
恐らく公開中の「月1エヴァ」に合わせて変わるのだと思う。

この絵『序』→『破』と同じ構図で登場人物が増えていくギミックで当時ワクワクしたのだが、どうせなら『Q』も同じフォーマットでやって欲しかった…。

初手は旧世紀版の設定資料。

人が多くて近付けないが既出なので流し見。

なぜかエレクトラさんが居て草。

実は制作がタツノコプロとの連名だったのよな…。

使徒のデザインは今以て斬新。

美術設定。

箱根湯本駅は現実の方がモダンになってしまった。

ミサトさんのマンションの間取りがジークアクスのアマテ家と同じと言う話があるけど裏は取れたのだろうか?。

私だけをただ見つめて~。

そっと触れるもの~。

神話になれ。
(最終話の後にこのカットと庵野さんの手描きメッセージが流れたと記憶している)

セル画展示コーナー。

綺麗に残ってて感動。

「見知らぬ、天井」(ブレた)

新劇場版より旧世紀版の口の開き方が拘束具を無理やり外している感じがして好き。

「鳴らない、電話」

綾波さん。

ラミエル

ヤシマ作戦

本編の扱いに反して関連作品では優遇されているジェットアローン。
よもや『シン・エヴァ』にも出てくるとは…。

「アスカ、来日」は『破』の時に素材として使おうとしたら資料一切紛失していたと聞いていたがセル画は残っていたのね。

この回、太平洋艦隊の描き込みとかアクションのダイナミックさとか、テレビアニメのクオリティじゃないのよ…。

最初の人間。

後に『ガンダム00』を手掛ける水島精二さんなど当時若手だったスタッフが多数参加した「瞬間、心、重ねて」

シンジとアスカが真っ当にラブコメしていた頃。

「Both of You,Dance Like You Want to win!」 聞くとテンション上がる。

マグマダイバーのダイナミックエントリー。

シンジくんの名誉の為に撮らなかったけど、ペンペンが熱膨張したシンジくんのシンジくんを見て「?」を浮かべるカットが飾られていて草でした。

ジブリ回の「静止した闇の中で」。

鈍臭い感じが一周回って新鮮だったり…。

新劇場版で盛られまくったサハクィエル

走る初号機。

A.T.フィールド全開!!。

アニメファンにはお馴染み磯光雄さんの特色がめっちゃ出た「使徒、侵入」。

「進化の終着点は自滅。死そのものだ」というセリフが子供心に強烈に残った。

「ゼーレ、魂の座」は何故か早朝放送で小学校行く前に早起きして観た思い出。

レリエルも影が本体って凄い設定よな。

「何が悪いんだよぉ!!」

鮮血が凄い。
これ手塗りでもってテレビシリーズとしてやっていたあの時代の製作現場どうなってたんだ?。

「四人目の適格者」

参号機カッコイイよなぁ…。

あのエピソードの夕景の感じとか、影だけの演出とか凄い印象深い。

これで生きてるは無理があるよな…。

確か大月Pとの約束で「子供は殺さない」という事から生存したけど、貞本エヴァだと普通に死んでるんだよなぁ…。

「男の戰い」

最強の敵ゼルエルゼットンがモチーフと聞いて納得しかない。

ここの一連の展開は本当に熱い。

凄い事が始まる感がヤバかった記憶。

からの「心のかたち 人のかたち」。

当時2人が何してるか分かりませんでした(苦笑)。

元凶とか言われる方。

六分儀ゲンドウ。
やっぱ宇部出身なのだろうか?。

赤木ナオコに絞殺されるチビレイ。
(大月P的にアレはOKだったのか?)

「よう遅かったじゃないか」

アスカ虐。

「せめて、人間らしく」辺りからビデオフォーマットの追加シーンが増えてかなり違ってくる。

ON AIR版ではロンギヌスの槍抜いてリリスの下半身が再生する描写すらないのよな…。

「涙」は辛い。
多くのファンが愛した綾波はこの綾波だったんだよなぁ…と。

「最後のシ者」

これで第9=エヴァと刷り込まれた。

しかしカヲルくん。
新旧どっちも全部知ってそうで大体予想外れるし、思惑が全部裏目に出ている説。

「終わる世界」

セル…画…?。

最終話特に不満もなくそのまま受け入れた純粋無垢だったあの頃の自分に戻りたい。

「おめでとう」

DEATH/AIR

エヴァサブスク配信されているけどビデオフォーマット見ないと旧劇場版に話が繋がらないのに、なんでテレビフォーマットしかやらんのだろう?。

この像の正体が未だに謎。
(自分の中で答えが出ない=人の意見で汚染されたくない)

知ってる人にとっては気まずいカット。

ミサトさんだけ戦闘力がカンストしていた謎。

偽りの再生。

弐号機ってアクション担当で見せ場は多いけど絶対負ける役回りなの辛い。

「負けてらんないのよ」

エヴァ量産機は本田雄さんデザインだけど『シン・エヴァ』のゴチャゴチャした方々とは真逆の方向性で更に目立つ存在になったなと…。

結果はどうあれ旧劇場版はアクション的な見せ場が凄いし『シン・エヴァ』にもコレが欲しかった…。
(初号機vs第13号機のアレでは満足できない)

みんなのトラウマ。
画の力が凄い。ただただ凄い。

そして「まごころを、君に

『シン・エヴァ』は「理性と義務感で纏め上げ」、『旧劇場版』は「情念でなりふり構わず描き捨てた」というのが私の中のイメージ。
どっちも庵野秀明という人間のその時の内情が色濃く投影されているのだが、好みで言えば旧劇場版の破滅的なのに希望を捨てきれない感じが私は好きだなぁ…。

そして始まる『新劇場版』。
アニメ制作がデジタル化されたので「セル画」という概念はなくなり、原画の展示に切り替わる。

本放送から12年で『序』が始まったとか今考えると短いスパンだったな…(遠い目)

『破』はエンタメ全振りだったけど、今にして思えば鶴巻和哉さんの持ち味が強かったなぁ~と。
マリも鶴巻さんが提案したと記憶しているし、インタビューで「既存の物語をぶっ壊して庵野さんがどんなエヴァを作るか見たい」的な話をしていたはず。

そして旧世紀版と同じく初号機が暴れまわったのって結局、覚醒場面が最後だった…。

おめめパチクリアスカ超かわいい

服装が旧世紀版でネルフ本部を強襲した戦自と同じなの感慨深かった。

このカットの手前の女性マリだったのかな?。

こんな世界で人々が生き残っていたの驚き。

流石に首が吹っ飛ぶ瞬間の原画は無かった。

アスカのおかん感。
『ヱヴァ:Q』いろいろ言われてるけど、14年飛んだことには特に不満は無かった。

そして『シン・エヴァ』コーナー。

背景美。

『シン・エヴァ』の全記録全集は出るのだろうか?。
(Qと併せてビジュアルストーリーだけで資料集は出ていない)

設定画。

最後まで噛ませ犬だった2号機の真の姿。
この姿で旧劇場版くらい暴れまくって欲しかった…。

綾波さん初期案だと最後制服だったのね。

声帯が神木隆之介になったの未だに納得していない。

制作順なので『シン・エヴァ』後に追加制作された北上過去エピソードが来るの面白かった。
考えてみればコレが「さよなら」した後に作られたエヴァになるのか…。

「おめでとう」

出口には来場者用の「おめでとう」メッセージボードがありました。

物販では限定アイテムがほぼ売り切れており「図録」だけ購入。

特製メニューが提供されるカフェも併設されていたがスルーして帰路に就く。

イベント自体は来年1月12日まで開催しておるので興味がある人は是非どうぞ。