
ジョージ・クルーニーとブラッド・ピットが久方振りにタッグを組んだ話題作でありながら資金を出したAppleが心変わりして本国での公開規模を縮小、その煽りを受けて日本では劇場公開自体キャンセルとなった『ウルフズ』を観る。
誰とも組まない・手の内を明かさない・一匹狼が信条の始末屋2人がひょんな事から同じ案件に駆り出され嫌々タッグを組んで死体処理を担当するも、その死体が生き返り、しかも所持品からマフィアのドラッグが出てきて八方塞がりになるという筋書き。
評価はまぁまぁで正直期待していなかったが、ちょいと洒落た映像にクルーニーとピットのコンビ芸でもって最後まで飽きさせず楽しませてくれて、駄作ばっかの配信作品とは思えない面白さ。
主役の2人がプロを自任する割に「状況に流され過ぎじゃね?」とも思うが、中盤は完全にコメディ調で「そういう作風なんだ」と受け入れられたし、長ったらしくグダグダな他の配信映画と違い108分と欲張らずコンパクトに纏めたのも素晴らしい。
ブリーフ一丁で体を張ったオースティン・エイブラムスも良い味出していて個人的にかなり気に入ったのだが、Appleの不義理に監督がブチ切れて内定していた続編の製作を御破算にしてしまったというのが残念でならない…。