
引退宣言をしたようでしていなかったキャメロン・ディアスが約10年ぶりに映画界にカムバックした『バック・イン・アクション』を観る。
復帰作に駄作の宝庫ネトフリ案件を選ぶ博打感もあって正直期待していなかったが「こういうのでいいんだよ」なサクッと楽しめるアクション映画としてかなり良く出来ていてビックリ。
物語は隠居した元CIAの特殊工作員夫婦とその子供たちが過去の因縁から事件に巻き込まれるという筋書きで、端的に言えば『Mr.&Mrs.スミス』に子供が出来たバージョンといったノリ。
コメディ色強めの小気味よいアクションやシリアスになり過ぎない悪役など、軽妙だが軽薄にはならない絶妙な塩梅がGOOD。
キャメロン・ディアスは旦那役のジェイミー・フォックスと共に嬉々として親バカ夫婦を熱演しているが、ブランクを感じさせないコメディエンヌっぷりでところどころキュートだし、何なら見た目も若返った感あり。
カイル・チャンドラー、グレン・クローズ、アンドリュー・スコットといった意外なサプライズ俳優が脇を固め、とにかく異様なテンポ感で最後までダレる事なく突っ走る、程よい娯楽作でした。