いまここにあるもの

カメラとか自転車とかアニメとか映画なんかが好きなオタクが管理する闇鍋ブログです。調子が悪いと文章が破綻します。旧ブログはこちらに移管しました→https://otaku4160.hatenablog.com

2025年9月終了アニメあれこれ。

10月がスタートしたので9月に終わったアニメの話。
私の視聴範囲だと今期はやはり「スーパーCloverWorksタイム」のイメージなのだが、他にも小粒ながら尖った作品が多く覇権争いというほど群雄割拠ではなかったがバラエティ豊かなクールだったという印象。

アメコミ映画と同じでクールを重ねると登場人物が増え、物語も複雑になり観る気が失せていくのだが『青ブタ』は話そのものが面白いので例外的に楽しめている。

最終話は完全に『攻殻機動隊 S.A.C.』#6「模倣者は踊る」(自らを「笑い男」と称する人々が警視総監暗殺に押し寄せた回)の再現だったけど、イメージソースにやはりあるのだろうか?。

頭パカーンした後の咲太の動きが若干ギャグだったり、国見が救急車のサイレン鳴らさなかったり「?」な演出がありつつも事件は一件落着。
残された本物の「霧島透子」は誰なのか?という謎は例によって幾度目かの劇場版へ持ち越されたが、何年も開けずコンスタントに続編をやり続けてくれるのもこのシリーズの安定感だと感じる。

『着せ恋』2期は待った回がある素晴らしい出来で正直感動した。
劇中アニメやゲーム描写の拘りっぷりもえげつなかったし、演出も『ぼっち・ざ・ろっく!』のスタッフが参加した事もあって唐突な人形劇など実写映像をぶっこむなど、やりたい放題で草。

村瀬歩くんの有効活用なあまねくんや、迫真の「汚ねぇ声」を披露した河瀬茉希さんの旭さんなど、新キャラも加わり何とも賑やかで、後半は金言と名言を反復横跳びするダメ大人組がガッツリ牽引した印象。

1週引っ張った五条くんお泊り回のアンジャッシュコントも秀逸だったが、あそこまでやって進展しない2人の関係とは?。
夕飯を食べに五条家に足しげく通って、少なくとも祖父ちゃんは絶対付き合ってると思ってるよね?。

原作の巻数的に今クールで終わらない事は既定路線だったが、3期や劇場版の発表は無し。
やらない道理は無いとはいえ、スタッフ被りが多いので制作は『ぼっち・ざ・ろっく!』2期の後になるだろうなぁ…。

『薫る花』は正直「身分違いの恋」という古今東西描かれてきた題材故に、お馴染みの家族や同級生、学校関係者からの反対や妨害といったドロドロした部分も描かれると勝手に思い込んでいたのだが、ビックリするくらい「優しい世界」で逆にビックリした。

開幕以降、凛太郎側の視点からしか物語が進まず、薫子側の心情が抜けていて不満だったが、最終話で一気に「これまでどう思っていたのか?」が回収されて納得。

ただ「千鳥高校」は偏差値底辺のバカ高校ではあるけど教員含め人格者しかいないし、生徒も素行不良という事もなく学級崩壊していないので、どうしてあんなヘイトを向けられているのか本当に謎で、そういう舞台設定の作り込みに関しては物足りなさを感じたし、昴は救われたけど1クール使って他メンの掘り下げは乏しくて思ったほど世界観が広がらなかったのは残念でした。

『瑠璃の宝石』はきちんとした鉱物トリビアがありつつも、魅惑的過ぎる「乳」「尻」「太腿」のムチムチ描写が気になって終始話が入ってこなかった(苦笑)。

最終回はまさかの温泉回で、久方振りに円盤で消えそうな湯気が満載で猶更話が入ってこないし「パイプの中に石が詰まってる」とか「白いのが溜まってる」とか他意しかないワードチョイスなど内容的に円盤に収録されるボーナス回っぽいと思ったのは私だけか?。

Bパートは隕石という地球外鉱物の話で面目躍如だったが、真面目な話「鉱石ラジオ」のエピソードが美しかった前話を最後に持ってきた方が収まりが良かったのではないだろうか?。

TVアニメ「Turkey!」キービジュアルが公開! - News|オリジナルアニメ「Turkey!」公式サイト

長野県千曲市を舞台にしたオリジナルのボウリングアニメかと思いきやJKが戦国時代にタイムスリップした謎アニメ『Turkey!』。

第一印象は「なんじゃこりゃ?」だったし、ボウリング要素が必須だったとも思えないし、特筆するほど盛り上がったか?と問われるとそんな事もないのだが何故か最後まで観てしまった不思議。

クレヨンしんちゃん』の「嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」よろしく真面目に現代の人間と当時の人間の死生観の違いとかをきちんと描いていたのは感心したし、ヒットするしないは別としてこういうオリジナル作品が作られる土壌は残っていって欲しいなと思う。

銀河特急 ミルキー☆サブウェイ』劇場公開決定! | シンエイ動画

『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ』は配信ショートアニメで様式的に夏アニメかは疑わしいのだが、話題性で言えば今期一番のダークホースだったと思う。

元白組の亀山陽平さんによる個人制作短編アニメ『ミルキー☆ハイウェイ』の続編で、シンエイ動画が協力するなど商業ベースのアニメに近付きつつも引き続き監督・脚本・キャラクターデザイン・制作を受け持つなど少数制作スタイル。

個人的に一般的なアニメ作品と異なる「だべり会話」による脱力感など、小池健監督の『TRAVA FIST PLANET』を想起したのだが、その辺り意識していたりするのだろうか?。

フルCGの映像クオリティは凄まじいし、11言語で配信を行うなどワールドワイドなのだが、テーマ曲がキャンディーズの「銀河系まで飛んで行け!」だったりと監督の趣味趣向がダイレクトに反映された内輪ネタ的なアンバランスさが面白い。

コミカライズを含め世界観は作り込まれているし、マキナの素性などシリーズを広げる伏線は十二分に仕込まれているので今後の展開に期待したい。