既に話題沸騰中ですが、庵野さんがヱヴァ新劇場制作の為に古巣のガイナックスから独立して立ち上げたスタジオカラーがサンライズと連名で制作する「新しいガンダム」が発表されました。
その名も『機動戦士 Gundam GQuuuuuuX』(「GQuuuuuuX」は「ジークアクス」と読む)。
監督は庵野さんの右腕として旧世紀版からエヴァシリーズに深く関わり続ける傍ら『フリクリ』『トップをねらえ2!』『竜の歯医者』などを手掛けた鶴巻和哉さん。
シリーズ構成は『少女革命ウテナ』『STAR DRIVER 輝きのタクト』『文豪ストレイドッグス』の榎戸洋司さん、メカデザインを『新世紀エヴァンゲリオン』『戦闘妖精雪風』の山下いくとさんとなっており、この中だとキャラクターデザインのポケモンシリーズなどでお馴染みのイラストレーターの竹さんが浮いて見えるが実は『シン・エヴァ』にデザインで参加していたのでその流れでの抜擢なのかもしれない。
機動戦士ガンダムGQuuuuuuXは鶴巻監督の作品です。何でも鶴巻監督が決めます。庵野さんがその援護射撃に横でなんかやるかもだけどそれだけです。とはいえ庵野さんはカラーの社長なので中間成果物は見せてます。が、ちゃぶ台返されたりクチバシ突っ込まれたりしないよう結構ギリギリまで見せないよう進 pic.twitter.com/86yqym63cR
— 山下いくと@エヴァンゲリオンANIMA全5巻 (@ikuto_yamashita) 2024年12月5日
巷では共同脚本で庵野さんも参加しているので「シン・ガンダムだ!!」とか言われているが山下いくとさんのポストによれば、あくまで鶴巻和哉さんのガンダムとして進めているとの事。
(庵野さんは『シン・ヤマト』の仕込みでそれどころではないというのが実情かも?)
そのほか、デザインワークスに前田真宏さんの名前があったり、キャラ作画が松原秀典さんや井関修一さんだったり、メカ作画の金世俊さんは『ガンダムUC』『ガンダムNT』『閃光のハサウェイ』など近年のガンダムシリーズの常連とは言え『シン・エヴァ』にも同役職で参加していたりして、布陣的にスタジオカラー単独制作と言っても過言ではないくらい関係者で固められていて個人的にはこれに一番驚いた。
『鉄血のオルフェンズ』も長井龍雪さんと岡田麿里さんの『とらドラ!』『あの花』『ここさけ』コンビだったが、ここまで他のスタッフはスライドしてなかったわけで、今後MAPPAのガンダムとか、プロダクションI.Gのガンダムとか、ユーフォーテーブルのガンダムが作られる可能性も生まれたという事か?。
映像を見るとテロップの感じからもうスタジオカラー感が半端ないのだけど、全体のイメージとしては『エヴァ』というよりはPOPなキャラクターを含め『トップをねらえ2!』を想起する。
そこに『SSSS.GRIDMAN』や『ダーリン・イン・ザ・フランキス』などの匂いも感じつつ、勝利条件が頭部を破壊するって『Gガン』と思わせてもしや『メダロット』!?。
(実はアニメ版の各話にガイナックスメンバーが多数参加していた)
『水星の魔女』に続いての女性主人公との事だけど、そんな事が霞むくらいぶっ飛んだ主人公機のビジュアルを含め「ここまでやっていいのか!!」という新機軸のガンダムになりそうな予感がして今から楽しみです。
先行イベント上映、参加しようかなぁ…。