
ある意味これも秋アニメ?という事でネトフリ独占で配信開始された『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』全6話を一気観した私です。
ジオン側の視点からフルCGで描かれるガンダムという事で『MSイグルー』を想起したが、思いのほか『08小隊』の要素が強かったというのが率直な感想。
(細かく言えばゲーム『ジオニックフロント』や『コロニーの落ちた地で』なども入ってる)
一般兵から見たガンダムの異常さは近作の『サンダーボルト』なんかでもやっていたけど、闇の中から襲ってくる姿はさながら『ゴジラ-1.0』の冒頭シークエンスだし、あらゆる攻撃をものともしない無慈悲な殺戮マシーンっぷりは「ターミネーター」のそれ。
監督や脚本は外国の方だが、かなりのオタクなのか前記のようなシリーズ要素が満載で、ユーリ・ケラーネやグフカスタムを登場させる辺り、特に『08小隊』が好きなことが伺える。
ザクによる空挺作戦を描いた戦争映画な導入部から正体不明の「白い悪魔」に夜襲を受け敗走し、逃げ延びた先でガラクタからザクをこしらえリベンジマッチ!!という展開は胸熱で文句なしなのだが、その後の連邦の基地からジムを奪取するミッションは不自然かつ主人公とガンダムのパイロットを邂逅させる為にしか機能しておらず、もっと上手く処理できなかったのか?と思わずにはいられない。
過剰にならない程度に「ニュータイプ」という存在を匂わせながら、人の心が失われていく殺し殺され憎み難まれる戦場の虚しさを描いた結末もテーマ的に良かっただけに、途中の失速が余計に残念でならなかった。