『マクロスプラス』『カウボーイビバップ』などで知られる渡辺信一郎監督の『サムライチャンプルー』が放送20周年記念でプレミアが付いていたサントラを再販してくれた事を知り、買い逃していた「 samurai champloo music record "departure" 」をポチってしまった私です。
国内では酷い編成で休止を連発し最終回まで放送できなくなって打ち切られる最悪のフジテレビ深夜枠(ノイタミナ前はマジでそんな感じだった)でやっていた事もありイマイチ盛り上がらなかったけど、海外ではサントラ含めファンがめちゃくちゃ多いこの作品。
北野武版『座頭市』のように時代劇なのに現代的な要素を入れ込んだ作風でBGMもヒップホップ主体とエンタメ全振りやりたい放題なのだが、フィクションと付ければ基本的に日本人は何でも受け入れるのに、炎上中の某ゲームとメーカーは本当にバカとしか言いようがない。
本作の音楽の方向性は『カウボーイビバップ』幻の地上波版最終話「よせあつめブルース」でSHAKKAZOMBIEの「空を取り戻した日」を使用した流れだったと記憶しているが、そう考えると関連メディアに一切収録されないあの黒歴史も意味があったのかもしれない。
私自身は渡辺監督のようにヒップホップへの造詣は深くないが、OPやEDを筆頭にめちゃくちゃ印象に残っていて、一時期エンディングの「四季ノ唄」の為だけにMINMIさんのアルバムを探していたこともあるので復刻してくれて本当に助かりました。
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