いまここにあるもの

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伊藤明弘 「ワイルダネス 第8集」 (小学館)

ガンアクションマンガのマエストロ 伊藤明弘さんの『ワイルダネス』第8集を1ヵ月遅れで入手し読了した私です。

マフィアの抗争に巻き込まれ異国の地で追われる身となった3人の日本人が繰り広げるガンアクションとなっており、前巻からなんと13年ぶりの新刊でございます。

伊藤明弘さんが病に倒れ半身に後遺症が残り利き手が使えなくなったことから作画する腕を切り替え、そのリハビリ作品として『ABLE』『ディオサの首』を挟んでの連載再開。

収録エピソードの内、巻頭の2話分は中断前のもので絵柄の変化は明確。
とは言え『ABLE』の頃に比べれば違和感はかなり軽減されているし、利き手じゃなくても絵柄がもともとの伊藤明弘さんのそれになっていくのは驚かされる。

全てに決着をつけるべくメキシコからアメリカへ国境を越える堀田・芹間・恵那。
13年前は壁とか無かったしこの辺りも時代の流れを感じるのだが、強キャラ感が半端ないブロウトンjr.のメイドが動き出したかと思えば、まさかのヘッケル&ジャッケルの片割れの復讐という衝撃の伏線回収で堀田死す?!。

エノラとの再会を果たせぬまま、こんなところで退場した事に驚きを禁じ得ないのだが、ワンチャン往年のハリウッド映画のノリで生きていたりするのだろうか?。

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