アニメがかなり中途半端なところで終わってしまった『よふかしのうた』のファンブックが売っていたので購入。
内容の7割は原作の「おさらい」的な人物紹介or物語の振り返りなんで原作勢としては新鮮味無いし、アニメから入った人が読むにしても先のネタバレの連続で「誰に向けた書籍なのだろう?」というのが率直な感想。
まぁ古今東西「ファンブック」というのは大概こんなもんだし、私は巻末のメイキングof『よふかしのうた』とか、コトヤマさんと担当氏の酔っ払いぶっちゃけトークとか、作者を構成する100の要素など楽しく読ませて頂きました。
『AKIRA』とか『エヴァ』とか『ロックマン』とか絵柄の端々から影響が感じられるし、出てくる作品のチョイスが明らかに同年代かつ「ボンボンっ子でした」とか親近感がヤバかった。
描き下ろし漫画的なのは無いけど巻末には豪華ゲスト陣によるお祝いイラストが載ってます。
それにしても件のアニメ版。
分割2クールとかで鶯アンコとの決着くらいまではやってくれる物とばかり思っていたので正直「えっ?」て感じだし、正直ここまでだと作品のジャンルがよく分からんのよな…。
(もうちょい進むと物語が変容して面白くなっていくのだが)
まぁ変に改変とかしてなかったし映像的にもコトヤマさんの筆致を再現していたので、気になる人はそのまま原作にシフトしても違和感なく読めるだろうから、これで単行本が売れればワンチャン第2期があったりするかも?。
リンク
リンク
リンク