いまここにあるもの

カメラとか自転車とかアニメとか映画なんかが好きなオタクが管理する闇鍋ブログです。調子が悪いと文章が破綻します。旧ブログはこちらに移管しました→https://otaku4160.hatenablog.com

コトヤマ 「よふかしのうた (13)」(小学館)

半吸血鬼化によってビルをワンパンで半壊させる尋常じゃない力を発揮したかと思えば、前巻から登場した目隠れ縦セタお姉さん改め「ススキ」さんが初めて自分を倒した相手だからという某真祖の姫君みたいな理由で惚れてきたり、ここに来て「コウぴっぴ」に少年漫画の主人公補正が掛かりまくりな『よふかしのうた』その13。

マスク丸眼鏡スーツのアザミさんともども、新規メンバーとあっちゅう間に打ち解けて、それぞれが持つ情報を整理する中で星見キクの目的が「吸血鬼が本当に愛した相手の血を吸うとその人間は眷族にならず死ぬ」というルールをもって自分の恋を証明しようとしているのではないか?。という仮説が浮かび上がる。

「夕(せき)マヒル」に親友であるコウと絶交させ、今度はネグレクトしていた母親の欺瞞を暴いた上で、マヒル自身の口から親子の繋がりを否定させ自分を選ばせるなどキクの承認欲求が本当にエグイ。

当然コウはそのやり方にブチ切れるんだけど、透過能力をキャンセルする力に驚きつつも手玉に取ったり、ナズナの弱点を所持しているなど「星見キク」の謎は深まるばかり。

ところで昨晩放送されたアニメ最新話で沢城みゆきさんの鶯アンコが解釈一致過ぎて悶絶していたら、灰と化すだけの吸血鬼のおっちゃんが山路和弘さんで度肝を抜かれました。

星見キクのCVはまだ発表されていないが癒し系お姉さんと見せかけたサイコとなると順当に能登麻美子さんか上田麗奈さんあたりですかね?。

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