いまここにあるもの

カメラとか自転車とかアニメとか映画なんかが好きなオタクが管理する闇鍋ブログです。調子が悪いと文章が破綻します。旧ブログはこちらに移管しました→https://otaku4160.hatenablog.com

「saku saku 2022 ~復活の呪文 らえからむきとんせんぃゔいらし~」を観て深夜にテンションがぶち上がった話。

当時『水曜どうでしょう』と並び地方局発で全国区になった人気番組『saku saku』がtvk開局50周年を記念して一夜限りの大復活というお祭りがありまして当然視聴した元シャアサクです。

最盛期の業界内視聴率は本当にエグくて、黒田洋介さんが『おねがいツインズ』のファンブックで番組で作品を紹介されて嬉しかったと語ったり、内藤泰弘さんが『トライガン マキシマム』のあとがきでネタにしたり(氏がブログに上げた白井ヴィンセントの画がコピペされて番組に投稿された事件もあった)、林原めぐみさんがラジオで紹介した流れでゲスト出演したり、ジゴロウとペッパーが月刊ニュータイプの誌面を飾ったり、サブカルの最先端にいた伝説の番組。

カエラちゃん卒業からだと16年振りとの事ですが、黒幕は現在進行形で『saku saku』の流れを汲む『関内デビル』をやってるし、そこにカエラちゃんも時たまゲストで来てたりしたんだけど、やっぱあの屋根の上だと感動もひとしお。
何気に画面のアスペクト比も4:3(アナログ放送意識)という拘りでホント草。

全編通してノリは完全に視聴者を巻き込んだ同窓会で浪人生や米子、シーマームーンや月面ヒロシやゲッシーなどなど、当時番組を観ていた人間以外は完全に置いてけぼりなネタのオンパレード。
当時を振り返って「今だったら炎上しちゃうww」は確かにそうなんだけど、この内輪でわいわい盛り上がる感じもまたあの頃の『saku saku』感があって善き。

ブランクを感じさせない掛け合いであっという間の55分(CM含む)。
周りからの振りを受けてカエラちゃんがヴィンセントの手を放り投げてスン…とするところまで完璧でした。

一夜限りの復活とか、次はまた16年後とか冗談めかして言ってたけど、レギュラー放送は無理でも『水曜どうでしょう』みたく年1で新作とかやってくれてもいいんですよ?。

saku saku』復活発表前に黒幕はヴィンセントを操縦してYouTubeの「有隣堂しか知らない世界」にゲスト出演したりしてたし、希少価値を下げない程度に特番枠とかでならありだと思うんだけどなぁ…。