いまここにあるもの

カメラとか自転車とかアニメとか映画なんかが好きなオタクが管理する闇鍋ブログです。調子が悪いと文章が破綻します。旧ブログはこちらに移管しました→https://otaku4160.hatenablog.com

コトヤマ 「よふかしのうた (12)」(小学館)

アニメ化の勢いに乗って2ヵ月連続発刊となった『よふかしのうた』その12。

開始早々、前巻から引っ張ったスクールカースト上位の陽キャ「夕(せき)マヒル」に隠された闇深い家庭事情が明らかになるのだが、今回のハイライトは意外にも表紙を飾る新キャラ2名に持っていかれる。

方や星見キクに恩義を抱く黒スーツ眼鏡マスクの義理堅い893の兄さん。
方や吸血鬼の存在を守るため暗躍する縦セタ・萌え袖・目隠れお姉さん。
と、どちらも属性過多で女性&男性ファンが増加しそうな予感!!。

このままではキャラ的に埋もれそうな「夜守コウ」も修行によって自我を保ったまま吸血鬼の力を使えるようになるなど、ここに来て主人公ムーブ増し増し。
なんとなく察していたが吸血鬼化のトリガーが「痛み」と「流血」で、その為の変身アイテムとしてアンコから渡されるのが「ピアッサー」というお洒落センスにも脱帽。

半吸血鬼化の最中に傷を負うとジャバウォックや雷禅よろしく狂人格に体を乗っ取られ戦闘力がカンストするジョーカー要素を含めバトル漫画化待ったなし!!。

過去巻