アニメ化が発表された事で既刊を含めて売り上げにブーストが掛かったらしい『よふかしのうた』最新9巻。
『だがしかし』に続いてのアニメ化ですが、よもや「ノイタミナ」枠とは思ってもみなかった。
ナズナの口から語られる過去。
最初の友人「目代キョウコ」の身に起こった悲劇から生まれた「鶯アンコ」との因縁。
これまで以上にシリアスなムードで展開するハロウィンの夜に繰り広げられる吸血鬼vs吸血鬼ハンターの攻防。
人混みの中で本物の銃をぶっ放し「コウを殺す」とナズナを挑発するアンコ。
冷酷な表情を浮かべたと思ったら、次の瞬間無邪気に笑い出すなど情緒が不安定で真意が読めないし、「夜を失くす」事と「吸血鬼を焚きつけて自分を殺させる」事がどのように繋がるのかも気になるところ。
人と同じ様に吸血鬼と接し「どちらも助けたい」と願うコウがナズナとアンコの前に駆け付けたところで今巻は終了。
果たしてこの拗れに拗れた状況を解決する事は出来るのだろうか?。
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