いまここにあるもの

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コトヤマ 「よふかしのうた (7)」(小学館)

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コラボストアや過去巻の無料配信など今後されるであろうアニメ化に向けて外堀を埋めているように感じる『よふかしのうた』第7巻。

前回から引っ張った「匂わせ」を綺麗さっぱり否定してから語られるナズナの過去。
彼女はカブラが想いを寄せた吸血鬼「七草ハル」と人間の間に生まれた混血の吸血鬼だった!。

生まれつき病弱で友人にも裏切られ、たった1つの心の拠り所であったハルに吸血鬼にしてもらい、やっとしがらみから解放されたと思ったら、別の男と作った子供の世話を任されるというカブラさんマジ不遇。

濃度の高い百合展開からの強烈な精神的NTRで、ナズナを手に掛けてドロドロ昼ドラ鬱展開にならなくて本当に良かった。

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生まれついての吸血鬼というナズナの特異性。
父親の正体はぼやかされてたけど、カブラはウグイスアンコの名前に思うところがあったみたいだし、父親が彼女の親類で、この件が切っ掛けで「吸血鬼絶対殺すウーマン」になってしまったってところだろうか?。

全体的にシリアスムードだった過去編の後はミドリのお気に入り眷族でガチオタストーカーなエルジー氏と繰り広げる徹頭徹尾ギャグエピソード。
ノリが何だか『銀魂』的で久し振りに腹を抱えて笑いましたww。

巻末には『だがしかし』の面々が「夜ふかし」する番外編も収録。
そして次巻は突撃ニコの職場訪問だ!。

■過去巻■