いまここにあるもの

カメラとか自転車とかアニメとか映画なんかが好きなオタクが管理する闇鍋ブログです。調子が悪いと文章が破綻します。旧ブログはこちらに移管しました→https://otaku4160.hatenablog.com

「プロフェッショナル仕事の流儀 庵野秀明スペシャル」を観た。

という訳でテレビの無い家庭からも何とかして受信料を徴収しようとする悪名高いNHKの善性であるところの『プロフェッショナル仕事の流儀』で「庵野秀明スペシャル」が放送されたのでリアルタイム視聴した私です。

初っ端からラストシーンの例の駅の階段を駆け上がる庵野さんの姿から「この男に安易に手を出すべきではなかった」とか「苦行のような日々」というナレーションが続いて爆笑。

取材班泣かせの神出鬼没かつ掴みどころのない言動。
撮影の方法にダメ出ししたり、映画の制作に行き詰まって逆に質問したり、スタッフ会議でも特に何もしない姿から番組スタッフの戸惑いが感じ取れたんだけど、時間が経つにつれ距離感が近くなり、エヴァ風に言えば「A.T.フィールド」が中和されていく過程が本当に面白い。

だって庵野さん自身の口から家族の事とか、『旧劇場版』がどうしてああなったかとか、自殺しようとした事とか赤裸々に語られていてホント凄い。

庵野さんが事あるごとに感謝を述べているモヨコ夫人も、この人が居なかったらマジで庵野さんは今この世に居ないと断言できるレベルで支えになっていて、本当に嫁になってくれてありがとうございます!!としか言えねぇ…。

毎回大変な事に付き合ってくれる鶴巻さんとか、精神的にヤバい時にアドバイスをくれたジブリの鈴木Pなど、これも「縁」なんでしようね…。

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もっとガンガンに『シン・エヴァ』のネタバレをかましてくるかと思ったら、そこは上手いことぼやかしていたし、膨大な取材映像を75分に凝縮し庵野秀明という人物をこれだけ魅力的に紹介した「プロフェッショナル仕事の流儀」のスタッフに拍手。

始めたものを終わらせる覚悟。
作り手の矜持を見せつけられたので、今めちゃくちゃ『シン・エヴァ』が(また)観たい!!。

 今週末から新しい入場者特典の配布が始まるらしいし、ここが狙い目かな?。

それにしてもアフレコシーンでOK貰ってた「さようなら、全てのエヴァンゲリオン」が映画で使われたのとは別パターンだったけど、もしかしてコレが以前、緒方恵美さんがツイートしていた件だったのかな?。(まぁ関係ないか…)