引き続きCOVID-19の影響で本数が少ない夏アニメ。
仕切り直しの春アニメもチラホラあったりして先が思いやられるんだけど、これくらいの方が健全だと感じるのは私が古い時代のオタクだからだろうか?。
チェックしたのは『炎炎ノ消防隊 弐ノ章』『Lapis Re:LiGHTs』『魔王学院の不適合者』『うまよん』『Re:ゼロから始める異世界生活 2nd season』『デカダンス』『俺の青春ラブコメは間違っている。完』『宇崎ちゃんは遊びたい!』『彼女、お借りします』
あと先行配信で途中まで視聴した『GREAT PRETENDER』と、リスタート組の『天晴爛漫!』『放課後ていぼう日誌』『富豪刑事 Balance:UNLIMITED』は未見の話数に追い付くまでは放置していくスタイル。
今期の率直な感想として全体的に盛り上がりに欠ける印象で「なんだかんだ前期は豊作だったんだなぁ~」と強く感じます。
つうか異例の放送形態が多くて「新作アニメ」の定義が、いよいよ分からなくなってきたよ(汗)。
再放送とか再編集版とかいろいろやって盛り上げてたけど一期から時間が開きまくって軽く内容を忘却していた『Re:ゼロから始める異世界生活 2nd season』。
『SAO』も話に付いていけなくなり切ったんで「リゼロも劇場版スルーしたし良いかなぁ~」と思ってたんだけど、初回放送を観たら異世界転生したのに全くイージーモードじゃないスバ虐っぷりが懐かしくなり視聴意欲が湧いてきましたww。
基本、傷付きながら頑張る主人公が好きで、物理的な力ではなく最良の選択肢をトライ&エラーで探り状況を打開する「ループもの」のメソッドが面白かったんで、今回も(きっと心が削られるけど)頑張って視聴しようと思います。
純粋な「新作アニメ」の中では唯一原作に依存しないオリジナルタイトルである『デカダンス』。
キービジュアルやPVのミスリードで「そういう作品」と思わせておいて盛大に「ちゃぶ台返し」をしたのは『喰霊-零-』以来かな?。
(『ゾンビランドサガ』は少し趣向が違うのよね)
1話から引っ張って2話で種明かしするギミックや、動きで魅せるキャラクター芝居など出来は悪くないんだけど、『空挺ドラゴンズ』『龍の歯医者』『進撃の巨人』『幼女戦記』『キルラキル』『ダーリン・イン・ザ・フランキス』『マッドマックス』『天元突破グレンラガン』『超時空要塞マクロス』『サマーウォーズ』『マトリックス』etc.
様々な作品のアレやコレやをごちゃまぜにした結果「これだ!」と言えるオリジナリティが見えて来ないので評価がし難いというジレンマ。
ヒロインが世界の理から外れた存在である事が判明し、管理者の傀儡である主人公がどう関わっていくのか?というのが2話までの話なんだけど、こういう物語の結末って容易に想像できてしまうので、そこを如何に捻って楽しませてくれるか貴重なオリジナル作品ですし期待しております。