いまここにあるもの

カメラとか自転車とかアニメとか映画なんかが好きなオタクが管理する闇鍋ブログです。調子が悪いと文章が破綻します。旧ブログはこちらに移管しました→https://otaku4160.hatenablog.com

2020年6月終了アニメあれこれ。

2020年上半期最終日はCOVID-19の所為でグチャグチャだった今期アニメの話。
全盛期に比べ1話切りや見切りが早くなったというのもありますが、きちんと放送or完走出来た作品の中で通してチェックしていたのが

かくしごと』『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』『イエスタデイをうたって』『かぐや様は告らせたい?~天才たちの恋愛頭脳戦~』『グレイプニル』『プリンセスコネクト!Re:Dive』

のたった6作品というのが事の重大さを物語っております。
(今期からズレ込んだ作品を含め来期は大丈夫なのだろうか?)

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ヒット作の2期というのはいろいろと「しがらみ」が生まれ、結果として空回りしてしまう事も多いのですが『かぐや様は告らせたい?~天才たちの恋愛頭脳戦~』は引き続き「笑いあり」「涙あり」で面白かったです。

前半の山場である生徒会選挙戦を経て新たに加わったチョロ過ぎて心配になるミコちゃんなども確りと弄りつつ、主要メンバーが活躍するエピソードを均等に配したバランス感覚も素晴らしい。

石上の過去と未来にスポットを当てた感動の第11話から、かぐや様の喪失と再生のスマホデビュー話でしっとりさせておいて、最後は生徒会メンバーに「シコシコ」させて「爆発オチなんてサイテー」を地で行く悪ふざけエピソードで締めるスタッフのセンスに脱帽。

アニソン界の大型新人の使いどころを含め安定感がありましたので、このままのスタイルで第3期の制作を期待したいところ。

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実質的にはソシャゲメーカーだけど『ウマ娘』や『ゾンビランドサガ』などアニメにも強いサイゲ印の『プリンセスコネクト!Re:Dive』もスタッフに恵まれていて面白かったです。

監督が『このすば』で知られる金崎貴臣さんで、人によっては同作のセルフパロディや友情キャスティングが鼻についたかもしれませんが、個人的には千葉繫さんの配役を含め「ネタ」として楽しむことが出来ました(笑)。

設定的に出しゃばらない主人公も嫌味が無く、基本的にパーティーメンバーや、街で出会う個性的な女の子たちを魅力的に描き、どんちゃん騒ぎをする事に重点を置いた潔さも正解だったと思います。

終盤は流石にシリアスでしたがコッコロママの圧倒的包容力、そして「公式が最大手」と揶揄される「キャ虐」や、まさかの「ペコ虐」もありつつ、アニメスタッフの「ペコキャル」推し推しな最後の抱擁と笑顔が最高に尊かった!。

原作のキャラ多さ故、OPに映っているのに本編に登場しなかったキャラも多数居るので、アニメ人気→ゲームユーザー増加→第2期という流れを期待しております。