「尺が短い映画をサクッと観よう!」という事でジェシー・アイゼンバーグとクリステン・スチュワート共演の『エージェント・ウルトラ』をチェック。
田舎町で自堕落な日々を送る冴えないコンビニ店員が実は政府の極秘プログラムによって生み出された最強の戦闘マシーンで、プロジェクトを抹消しようと送り込まれた刺客と戦いながら可愛い彼女にプロポーズするお話。
ジャンルはアクション・コメディらしいのだが、笑えるシーンは殆どなく人命軽視な展開とバイオレンス描写ばかりが鼻につく。
主演がジェシー・アイゼンバーグなので嫌でも『ゾンビランド』の影がチラつくが、あれに比べるとすべてにおいてセンスが無い。
『イコライザー』よろしくホームセンターでのラストバトルはワンカットでアクションを魅せるなど拘りが感じられるものの、ヒロインとのドラマやロマンスはさほど盛り上がらず、当時話題作への出演が続いていた若手注目株2人の魅力でなんとか持っている作品でした。