いまここにあるもの

カメラとか自転車とかアニメとか映画なんかが好きなオタクが管理する闇鍋ブログです。調子が悪いと文章が破綻します。旧ブログはこちらに移管しました→https://otaku4160.hatenablog.com

和月伸宏 「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編- ④」(集英社)

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異常なムーブメントを巻き起こしている某剣戟マンガを横目に『るろうに剣心』北海道編の最新刊を仕入れて来た私です。

映画会社のお偉方が欲を出さなければ完結編となる実写版「人誅編」の公開が控えていますが、一部劇場が再会に向け動き出したとはいえ果たして予定通り封切できるのだろうか?。

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今回は尋問と称した剣心と凍座白也のタイマンがメイン。
九頭龍閃三連発とか、思えば同じ技の連撃って今まで使った事なかったっけ?。

剣心の体にガタが来ていて一戦ごとの消耗が激しかったり、薫や心太と家族寫眞を撮りに行くなど死亡フラグが乱立していて先行きが不安で仕方ない。

凍座は凍座で「劍客兵器」の中では最弱先鋒扱いなんだけど負ける度に強くなるという一番ヤバい奴フラグを立てていて最終的にこいつがラスボスになるのではないだろうか?。

次の襲撃地である小樽が治安の悪化を理由に子供まで武装したり、劣化品だけど価格は安い刀が大量に流通するなど、意図した事か分かりませんが現実といろいろリンクして笑ってしまった。

将来起こる世界各国との戦争に勝つ為に地獄のような動乱を作り出し一騎当千の猛者を大量に生み出すことが「劍客兵器」の目的らしいのですが、先見性があるようでいて近代兵器の台頭は考慮していない(今後触れる?)など、今のところ誇大妄想な厨二病武闘派集団にしか見えません(苦笑)。

というか改めて思ったのだけど新たに加わったお子様トリオって作劇上必要なんですかね?。
最初は志々雄の無限刃を手にした明日郎が物語のキーパーソンになると思っていたのですが、北海道に渡ってからは賑やかしポジションに甘んじていて、何なら成長した栄次の方が十本刀への私怨を含め重要な役割を担っていきそうでマジ空気。

少なくとも阿爛と旭は冗談抜きで何の為に居るんだって感じで、さっさと東京に送り返して代わりに弥彦を呼んだ方が良いのではないだろうか?。