調子が悪いのに休めず仕事に行ったら酷い目に遭ったのでネトフリ作品『スペクトル』を観て現実逃避する。
実体の無い「何か」に襲撃された精鋭部隊の生き残りが本国から呼び寄せた技術屋と共にその正体を探り戦いを挑むSFドンパチ映画。
原作は存在しないもののプロットは海外製シューティングゲームそのもので、そこに『デス・ストランディング』のBTとスクウェアを倒産させかけたCG映画『ファイナルファンタジー』のファントムを合わせたような敵と、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』に出てきそうなメカに、『ブラックホークダウン』のようなシチュエーションを合わせた感じ。
ステージを進めセーブポイントへ、敗北するチャプターから一転、敵の弱点を解析し凄い武器を開発し最終ミッションという流れの既視感が凄まじい。
そんな訳でストーリーに目新しさや深みはないものの、監督のビジュアルセンスが随所で光っておりなかなかカッコイイ映像が楽しめる作品でした。