『ザ・セル』『マイノリティ・リポート』『インセプション』『ミッション:8ミニッツ』『羊たちの沈黙』『虐殺器官』『バビロン』『オール・ユー・ニード・イズ・キル』といった作品に加え、自分を正当化する犯人の欺瞞を暴く『ケイゾク』的展開に、拉致した被害者を生き埋めにする『CSI:科学捜査班』的事件など、好きな要素が詰まりまくった個人的今期NO.1アニメ『ID:INVADED』のコミカライズ版第1巻を購入。
アニメ本編でキャラクター原案を手掛ける小玉有起さんが直々に漫画化しており絵柄の安定感は折り紙付き。
登場人物は共通していますが描かれる事件はオリジナルなのでアニメを観ていても新鮮な気持ちで楽しむことができます。
↑の公式サイトで第1話の試し読みが出来ますがアニメ同様、状況説明が一切ないまま幕を開けるのに気付けば作品世界に引き込まれているのが凄い。
今回の犯人は見ず知らずの人間に薬を盛り交通事故を起こし心中を図るシリアルキラー。
その「殺意の世界」は、さながら映画『スピード』状態で、むしろアクション満載のこれをアニメで観たかったと思うのは私だけか?。
それにしても本編では新人の本堂町に後輩ができていたり、このエピソードは時系列的にどこに位置するのだろうか?。
第1巻は良いところで終わってしまい生殺しなので、可及的速やかに次巻が発売されることを願います。
リンク