ショウ(ジェイソン・ステイサム)が巨大ザメと戦う映画を観たので、負けじとホブス(ドウェイン・ジョンソン)が悪徳企業が作った薬品で巨大化した獣と戦う映画を観る。
原作は昔の同名ゲームとの事でまともな脚本を期待するのがそもそも筋違いで、細かい事を考えず人類最強の部類に入るムキムキスキンヘッドのかばんちゃんがフレンズとどったんばったん大騒ぎしながら街を盛大にぶっ壊す様をポップコーン片手に楽しんで終わったら内容を全部忘れるのが本作を観る上での正しい作法。
お子様向けとしか思えない知能指数の低さに反しエグイシーンがやたら多いとか、9.11のトラウマも不謹慎厨も完全無視なコラテラルダメージ上等な破壊描写とか、人を圧殺し投げ飛ばし喰いまくった白いキングコングを「大勢を救ったわ」とか言ってみんなニコニコで終わる能天気な結末など、ツッコミを入れた方が負けな実写版『けものフレンズ』でした。
えっ?。違う?。
