いまここにあるもの

カメラとか自転車とかアニメとか映画なんかが好きなオタクが管理する闇鍋ブログです。調子が悪いと文章が破綻します。旧ブログはこちらに移管しました→https://otaku4160.hatenablog.com

2019年秋アニメあれこれ。

『慎重勇者』『俺を好きなのはお前だけかよ』『旗揚!けものみち』『超人高校生たちは異世界でもよゆうで生き抜くようです』『アズールレーン』『放課後さいころ倶楽部』『GRANBLUE FANTASY The Animation Season2』『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』『ぼくたちは勉強ができない 第2期』『戦×恋』『警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-』『バビロン』『私、能力は平均値でって言ったよね!』『神田川JET GIRLS』『アサシンズプライド』『ノー・ガンズ・ライフ』『星合の空 -ほしあいのそら-』『歌舞伎町シャーロック』『ライフル・イズ・ビューティフル』がチェックしたアニメ。
あとは昨晩スタートかと思いきやナビゲート番組だった『PSYCHO-PASS』の3期で出揃うんだけど、これ以上待ってられないので割愛。

観た範囲での今期のザックリとした印象はラノベ原作の多さは何時もの事として、探偵・刑事・検察を主人公にした作品がやたら多くて驚きました。
『トクナナ』『バビロン』『歌舞伎町シャーロック』そして(始まってないけど)『サイコパス』。
「シャーロック」に関しては月9でも日本を舞台にしたドラマがやってるし、そういう時節なんですかね?。

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この中では「読む劇薬」だとか「公序良俗に反する作品」と言われてる『バビロン』が作品全体から醸し出される「毒」が個人的にツボで惹かれています。
原作が『正解するカド』や現在公開中の『HELLO WORLD』の野崎まどさんとあって、なるほど一筋縄では行かない臭いがプンプンします。

放送済みの2話までだとおよそアニメらしくない硬派な作風で演出を含め実写的なんだけど最近の通例で行けばこの後にドラマか映画でもやるつもりだろうか?。

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ソシャゲ枠はやはり『FGO』が圧巻の出来で作画面の豪華さもさることながら、背景美術の緻密さや演出の丁寧さなど、本当に劇場作品と見紛うクオリティで度肝を抜かれました。
1話はマシュとイシュタルの尻の描写への並々ならぬ拘り、2話は「マーリンシスベシフォーーーウ」に笑ったのですが、Fate関連のアニメは新作をやる度にどんどんハードルが上がっていて後発のスタッフは何かとプレッシャーが掛かるでしょうね(苦笑)。

どこに出しても恥ずかしくないクオリティに仕上がっているのですが本作には大きな難点があっては、それは原作ゲームのある程度進んだ部分のエピソードを映像化している関係上、『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』以上に一見さんお断りで敷居が高く、事前にあったエピソードゼロを踏まえても恐らく話の流れは掴めないのが痛いところ。

世界観や用語説明の端折り方を含め良くも悪くもファン向けというか、ゲームをプレイしていることが大前提なんだけど、その分ストイックに突き詰めてくれそうな予感はしています。

脚本面は変な改変を加えない限り間違い無いので、あとは全21話このクオリティが維持されることを期待します。

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『このすば』の暁なつめさん原作と聞いて「流石に2作連続で良いアニメは出来ないだろ…」と思ったら、ぶっちゃけ今期NO.1に面白かった『旗揚!けものみち』。

動物好きのプロレスラーが異世界に召喚されファンタジー世界でモンスターを愛でつつム○ゴロウ王国を作るそんなお話(たぶん間違ってない)。

設定だけ見ればゲテモノなんだけど「生類憐れみの令」を地で行くケダモノスキーな主人公のヘンタイ…もとい偏愛っぷりが可笑しくて仕方ない。
一般人に躊躇なく技を掛けたり、人を襲ってるモンスターを保護しまくったりと、ギャグ時空じゃなきゃ主人公は完全にヤバい奴なんだけど、それを中和する作風を含めバランスが実に上手い。

友情出演的で『このすば』キャストが居たかと思えば、オークのボスが小野大輔さんだったり、近所の奥さん(獣人)が皆川純子さんだったりと、ふざけるにもほどがあるww。

むさい男連中に比べ女性キャラが一様に可愛いのも魅力で、間違いなく今期のダークホースですわ。